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生地の「幅(たて幅)」って何?110cm と 140cm の違いと選び方ガイド【用尺早見表つき】


結論から:「生地幅」とは横方向のサイズ。選び間違えると生地が足りなくなります
生地幅(たて幅)とは、布を広げたときの左右の端から端までの横方向の寸法のことです。商品スペックには主に 110cm と 140cm の2種類が表示されています。シンプルにまとめると:小物・パッチワーク・子供服なら 110cm で十分。大人服・インテリア・寝具は 140cm のほうが生地の無駄が少なく効率的です。
幅が足りない生地を選んでしまうと、パターンのどこかに継ぎ目が増えてしまいます。手間が増えるだけでなく、仕上がりのプロポーションも崩れてしまいます。生地を購入する前に柄よりも先に幅を確認することをおすすめします。

生地幅とは?身近なものでイメージしてみましょう
布をテーブルの上に広げたとき、左右の端から端までの距離が「幅」です。110cm はシングルベッドのヘッドボードの幅に近く、140cm は一般的なダイニングテーブルの長辺に近いサイズ感です。
購入する「ヤード数」や「メートル数」は布の縦方向の長さを指しており、幅は各生地に固定された横方向のサイズです。たとえば「110cm 幅の生地を 2 ヤード(約 182cm)購入する」と、手元に届くのは「縦 182cm × 横 110cm」の一枚の生地です。
- 縦(長さ)=ご購入のヤード数 / メートル数。自由にカットできます
- 横(幅)=生地幅。各商品ごとに固定されており変更はできません
- 生地面積=長さ × 幅。この面積が、作りたいものに足りるかどうかを決めます

なぜ生地によって幅が違うの?
生地幅は織機の規格や産地と密接に関係しています。
台湾の定番コットン生地:多くは 110cm 幅
台湾・日本の伝統的なコットン織機で作られるパッチワーク用コットンやプリントコットンは、標準的な幅が 108〜112cm(通称「110cm 幅」)です。cocochi's house(ココチ)のオリジナルプリントシリーズ——台湾の動植物・なつかしの台湾・童話・行事など様々なテーマ——はほとんどがこの規格で、小物・パッチワーク・子供服の表地に最適です。
日本からの輸入生地:定番は 110cm、ダブルガーゼ・機能素材は 140cm 以上が多い
日本から直輸入しているダブルガーゼ(二重ガーゼ)や機能性コットン素材は、幅が 140〜150cm のものが中心です。裁断時のロスが少なく、一着分のパターンを効率よく配置できます。cocochi's house が日本から直接仕入れているダブルガーゼとコットン機能素材はこの規格で、トップス・ジャケット・スカートなど全身のパターンが必要なアイテムに特に向いています。
オーダープリント(注文印刷)の場合:ご相談ください
オリジナルデザインでのカスタムプリントをご希望の場合(最小ロット 20 ヤード〈約 18m〉から、サンプル作成対応)、生地幅は試作・サンプル段階で担当者にご確認いただけます。実際の生産ニーズに合わせて調整が可能です。
用尺早見表:どの幅をどれくらい買えばいい?
以下は「大人 M サイズ」「標準サイズ」を基準に、約 10% の縮み代と縫い代を含んだ目安です(1 ヤード ≈ 91.4cm)。
| ハンドメイドアイテム | 推奨幅 | 推奨購入長 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 巾着袋(小) | 110cm | 0.5 ヤード(約 45cm) | 2〜3 個まとめて作れます |
| トートバッグ(中サイズ) | 110cm | 1 ヤード(約 90cm) | 接着芯との組み合わせ推奨 |
| 子供服トップス(110 サイズ) | 110cm | 1〜1.2 ヤード(約 90〜110cm) | 大きめパターンは 0.2 ヤード追加 |
| 大人トップス(M サイズ) | 140cm | 1.5〜1.8 ヤード(約 137〜165cm) | 110cm 幅の場合は 0.5 ヤード余分に |
| 大人ロングスカート(膝丈) | 140cm | 1.2〜1.5 ヤード(約 110〜137cm) | Aラインは生地が少なく済みます |
| 枕カバー(標準 50×70cm) | 110cm または 140cm | 0.8 ヤード(約 73cm) | 縫い代・折り返し分を含む |
| パッチワーク壁掛け(60×60cm) | 110cm | 各色 0.3〜0.5 ヤード(約 27〜45cm) | 色ブロックの配分に応じて調整 |
※ 1 ヤード ≈ 91.4cm。上記はあくまで目安です。実際のパターンに合わせてご調整ください。
用尺の計算式:3 ステップで簡単に
早見表を使わずに自分で計算したい方は、この手順で進めてみてください。
- パターンの最も長い部分を測る(例:後身頃の丈 65cm)
- 1.1 をかける(縮み代 10% と縫い代を含む)→ 65 × 1.1 = 71.5cm
- 幅が足りるか確認する:パターンの最も幅の広い部分(肩幅+両側縫い代など)が生地幅を超える場合は、パターンを回転させるか購入長を増やして対応します
パターンの最大幅が 55cm であれば、110cm 幅の生地に左右で 2 枚取りできるので用尺を半分に抑えられます。一方、最大幅が 75cm のパターンには 140cm 幅が必要で、110cm 幅を使う場合は継ぎ合わせが必要になります。
縮み代について
コットン生地は水通し後に約 3〜8% 縮むのが一般的です。ダブルガーゼはやや縮みが大きめなので、裁断前に必ず水通しをおすすめします。cocochi's house の日本直輸入ダブルガーゼの場合、一度水通しして整えてから裁断するのが安心で、縮み代は 8〜10% を見込んでおくと◎。購入時は長さに ×1.1 して計算すれば、足りなくなる心配がほぼありません。
110cm と 140cm、どちらを選ぶ?判断フロー
- ✅ 110cm を選ぶ場合:パッチワーク・小物・子供服表地・リピートが密なプリント柄・まず少量試してみたい方
- ✅ 140cm を選ぶ場合:大人服・ワンピース・ジャケット・カーテンなどインテリア生地・継ぎ目や裁断ロスを減らしたい方
- ⚠️ パターンの最大幅が 110cm を超える場合:必ず 140cm 幅を選んでください。継ぎ合わせは仕上がりに影響します
- ⚠️ 迷ったとき:お手持ちのパターンで最も幅の広い箇所を実測し、生地幅と比較するだけ。5 秒で判断できます
cocochi's house(ココチ)の商品ページには幅の情報を記載しています。迷った場合はお気軽にお問い合わせください。LINE @cocochishouse に「〇〇を作りたい」とご連絡いただければ、スタッフが生地の種類と用尺をご提案します。
まとめ
生地幅はただの数値ではなく、用尺・パターン配置・仕上がりの継ぎ目の有無を左右する重要な要素です。110cm は小物・子供服、140cm は大人服・インテリアが基本の目安。計算時は常に ×1.1 で縮み代を確保しておけば、生地が足りなくなることをほぼ防げます。
生地の規格についてもっと詳しく知りたい方、またはオリジナルデザインのカスタムプリント(注文印刷・最小ロット 20 ヤード〈約 18m〉から)のお見積もりをご希望の方は、LINE @cocochishouse までお問い合わせください。40 年以上のパターンメイキング経験を持つチームが、最適な生地をご提案します。
№ / FAQ
よくある質問
- Q. ダブルガーゼは水通し前と後でどれくらい縮みますか?
- cocochi's house が日本から直輸入しているダブルガーゼは、水通し後に約 8〜10% 縮むことを想定しています。裁断前に一度水通しして整えてから使うことを強くおすすめします。購入時は必要な長さに 1.1 をかけた量を注文しておくと安心です。
- Q. 子供服(110 サイズ)を作るとき、110cm 幅と 140cm 幅のどちらを選べばいいですか?
- 子供服(110 サイズ)であれば 110cm 幅で十分です。トップス 1 枚なら 1〜1.2 ヤード(約 90〜110cm)が目安。大きめのパターンやスモックなど幅を多く使うデザインの場合は 0.2 ヤード程度余分に購入しておくと安心です。
- Q. 台湾のプリント生地をオーダーしたいのですが、最小ロットはどのくらいですか?
- cocochi's house(ココチ)のカスタムプリント(オリジナルデザインの注文印刷)は、最小ロット 20 ヤード(約 18m)から承っています。サンプル・試作にも対応しており、生地幅などの仕様は打ち合わせの段階でご相談いただけます。詳細は LINE @cocochishouse よりお問い合わせください。
- Q. 大人用ワンピースを作りたいのですが、110cm 幅の生地でも作れますか?
- 作れますが、パターンの最大幅が 110cm を超える部分が出てくる場合は継ぎ合わせが必要になり、仕上がりに影響します。大人のワンピース・スカートには 140cm 幅を選ぶと裁断ロスが少なく、スムーズに仕上がります。110cm 幅しか選択肢がない場合は、0.5 ヤードほど多めに購入して対応してください。
- Q. 商品ページに書いてある「幅」の数値は、水通し前と後のどちらですか?
- 表記は一般的に水通し前の状態です。コットンは 3〜8%、ダブルガーゼは 8〜10% の縮みを見込んでおくとよいでしょう。不明な点はご購入前に LINE @cocochishouse までお気軽にお問い合わせください。
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